SAIKOU

推し、ドラマ、本、そのほか。

村上春樹に触れてみた

 

 

去年の年末頃から突然本が読めるようになった。

それまでは読み始めて何ヶ月経っても読み終わることができなかった私が先月は何と4冊も読んだ。記録更新。そんなこんなでせっかく本を読むことが好きになったので、読んだ感想でも書いてみようと眠っていたブログを再開してみた。本は好きだけど語彙力はないので拙いものにしかならないだろうけど、後から見返してみたら何か発見があるかもしれないし、過去の自分の考えに触れるのは何だか楽しそうな気がする。

 

 

1/29 読了

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド村上春樹

 

 

ざっくりあらすじ

現実世界(ハードボイルド・ワンダーランド)と架空の高い壁に囲まれた街(世界の終り)、この二つの世界が交互に語られていく物語。現実と幻想が交差する中で主人公が自分の存在とそこに隠された謎を探求していく。

 

 

初・村上春樹。まず第一に「よく読めた!!」これに尽きる。ボリュームたっぷりな上下巻、それでも最後まで飽きずにどんどんページを読み進めていけた。これが私の読書力が上がったおかげなのか、それとも村上春樹先生のおかげなのか(圧倒的後者)。

計算士やら組織やら意識の核やらシャフリングやら…よく分からない世界観を躊躇なくぶつけてくるのが本当に上手い。少しSFチックな雰囲気で、そういう小説をあまり読んだことがないけれどすんなりとその世界に入ることができた。

村上春樹の特徴なのか、一行で済むだろう描写が数行に渡って描かれていてよくこんなに色んな言葉を駆使して表現することができるなぁ、言葉遣いの天才じゃん。シンプルに主人公の独り言が多い。心の中であんなに喋ったら私ならすごい疲れると思う。

あとこれも村上春樹あるあるなのかは分からないけど、性の描写がいちいち多い(文句みたいに言うな)。ことあるごとに過去の勃たなかったエピソード入れてくるのちょっと笑ってしまった。いつまで気にしてんだよって(笑)。あと出てくる女の子(とは言っても2人くらい?)がすぐ主人公と寝たがるので私はもう頭を抱えてました。どんなイケメンなんだ?世の女性はそんなすぐに寝ないのよ、多分。

 

結末は捉え方によってハッピーなのかそうでないのか分かれるのでそこも面白いところだな〜って思う。私が思ってた感じではなかったけど、二つに分かれていた僕が結局最後には一つになったっていうことならハッピーエンドなのかも。現実の僕は閉ざされてしまったけど世界の終りの僕は大切な存在もいて、あの街で生きていくんだろうし、それはそれで良いのかもしれない。とはいえ本当に難しい話だった。

 

ちなみに今回私がこの本を読もうと思ったのは、このお話を元にした舞台がもう始まっていて私も今月見に行こうと思っていたからでした。やっぱりね、原作は頭に入れてから舞台を楽しみたいなと。主人公は藤原竜也さんが演じられるので頭の中でそれを想像しながら読んでみたけど、めちゃくちゃハマっててキャスト選び神だと思う。

私は25時赤坂から俳優の駒木根葵汰くん推しなので、彼が演じる僕を心の底から楽しみにしてます!!!舞台で原作の答え合わせ少しでもできたらいいな。